珍名力士『白熊』とは
十両の珍名力士「白熊」とは、2024年1月現在、大相撲西十両6枚目の「白熊」(しろくま、24歳、二所ノ関部屋)のことです。本名は高橋。
白熊は福島県出身で、2022年5月場所で初土俵を踏み、2023年9月の秋場所で十両昇進を果たしました。
白熊のしこ名は、師匠である二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)の命により、2024年1月場所から改名。
今回の改名について、「私が初めて高橋に会った時、筋骨隆々で肌が色白なことから白熊のようだと言ったことを思い出しました。いつも私は大関・北天佑さんのような相撲を取るようにと指導しており、北天佑さんのニックネームは『北海の白熊』です。そのこともあり、高橋は『白熊(しろくま)』という四股名に決まりました。今後とも白熊の応援をよろしくお願いいたします!!」(原文)と、X(旧ツイッター)に投稿しました。
本人も、「子供から愛されるのが自分の目指す姿。熊は子供にも覚えやすく親しみがあると思う」と気に入っている様子です。
白熊は、今後も相撲に邁進し、幕内昇進を目指して活躍していくことが期待されています。
力士『白熊』のエピソード
力士『白熊』の具体的なエピソードとして、以下のものが挙げられます。
改名後の土俵入りで場内から大歓声
2024年1月、東京・両国国技館で行われた大相撲初場所。
土俵入りの場内アナウンスで、「白熊、福島県出身、二所ノ関部屋」と呼び上げられると、子供たちを含む多くのファンから「シロクマ~!」としこ名を呼ぶ大歓声が上がりました。
新たなしこ名がファンに受け入れられていることがうかがえますね。
意外な一面に心掴まれるファンも
日本相撲協会公式プロフィールによると、好きな歌手はBLACK PINK、福山雅治。
好きな食べ物は、そば、魚、もも。
趣味は、料理で特に魚の煮付けと、アップルパイやプリンといったお菓子作りが趣味とのこと。
特に、料理や菓子作りの趣味は、相撲界では珍しいと言えるでしょう。その意外な趣味や好みが、さらにファンの心をつかんでいます。
また、好きなTV番組やYouTube動画が心霊系、好きな映画や漫画、アニメがホラー系というのも、意外な一面と言えます。
このように、白熊はしこ名だけでなく、意外な趣味や好みも魅力的な力士です。
得意技
得意手は、右四つ、寄り。
決まり手の傾向としては、以下のとおりです。
- 寄り切り 36%
- 押し出し 18%
- 上手投げ 9%
寄り切り(よりきり)とは、四つに組んだ体勢になって自分の体を対戦相手に密着させ、前か横に進みながら相手を土俵外に出す技で、もっともよく見かける決まり手の一つです。
改名後の目標
白熊は、改名後、初場所に向け「まずは2ケタ勝利。さらに1つ、2つ勝てば幕内も見えてくるはず」と目標を語っています。
また、「子どもからも愛される力士を目指します」と意気込んでいます。
今後の活躍
白熊の今後の活躍としては、以下のようなものが期待できます。
十両上位への定着
白熊は、2023年9月の秋場所で十両に昇進しました。
十両上位は力士層が厚く、勝ち越すのが難しいと言われていますが、白熊は十両上位でも通用する力を持っていると言えます。
今後は、十両上位で安定して勝ち星を挙げ、十両上位に定着することが期待されます。
幕内昇進
白熊は、22年名古屋場所の序ノ口デビューから9場所連続勝ち越しで自己最高位を更新し続けています。
白熊が、今後、幕内昇進を果たす可能性は十分にあります。
人気力士としての活躍
白熊は、珍名力士としても注目を集めています。
また、その優しい性格や意外な一面も、ファンに愛される要素と言えます。今後は、さらに人気力士として活躍し、相撲界を盛り上げてくれることが期待されます。
愛らしい名じゃのう。今後の活躍に期待じゃ!
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